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2011年2月15日

当院が治療上、特に留意していること

(1)できるだけ歯を抜かない。ただし、お口全体の健康にとって、マイナスとなる歯は抜歯する。
(2)できるだけ歯を削らない。そのために最新の接着技法をとり入れています。
(3)できるだけ痛くない治療を心がける。
(4)やり直しの無い治療を心がける。
(5)審美的で、かつ快適な補綴物を提供する。
(6)高齢化社会を考慮し、口腔内のバリアフリーを目指す。

※注1 補綴(ホテツ)物 =歯を削ったり、抜いたりした後に入れる、詰め物や被せ物や入れ歯のこと。

やり直しの無い治療について

歯科医院に初診として来院される患者さんの主訴の半分以上は、以前治療した歯や入れ歯の再治療です。再治療が必要となることは、歯の寿命が短くなることだけではなく、患者さんにとって時間的、経済的な損失をもたらします。また、医療費全体の増加にもつながります。
再治療の原因には、次の様な物があります。

(1)不完全な根の治療(根管治療)
(2)不完全な虫歯の処置
(3)歯石の取り残し
(4)義歯(入れ歯)の不適切な設計
(5)口腔衛生指導の欠如

などがあげられますが、いずれも基本中の基本と言われるような治療です。当院では、このような基本的な治療、すなわち根管治療や歯周治療、予防処置等に力を入れ、確実でやり直しの無い治療を心がけております。

痛みについて

「当院の治療は全然痛くないですよ」と言いたいところですが、残念ながらそれはできません。その理由は......

(1)痛みの感じ方、麻酔の効き方は個人個人で違う。
(2)同じ患者さんでも条件によって痛み方、麻酔の効き方は違ってくるからです。

したがって、同じ歯の同じ処置でも痛くない方もいれば、痛い方もいますし、同じ患者さんでも歯の部位、虫歯や炎症の進行度、体調などで痛み方が変わってくるのです。
歯科治療の際に受ける痛みには次の様々なものがあります。

(1)歯を削る時の痛み
(2)麻酔の注射をする時の痛み
(3)仮歯などをはずす時の痛み
(4)押さえられたり器具等がふれた時の痛み
(5)その他

それぞれの処置で痛みを無くしたり、少なくする方法やコツがあります。当院では、どうしても痛みを伴う処置をする場合、できるだけ痛みを少なくするように工夫をして治療をしています。 なぜならば私自身、痛いのが大嫌いだからです。

自費診療について

保険のきかない自費診療をご希望する場合、何を期待していらっしゃいますか?

(1)審美性(見た目が良い)ですか?
(2)機能性(よく噛める)ですか?
(3)耐久性(長持ちする)ですか?
(4)快適性(違和感が無い)ですか?

できればすべて満足したいですよね。今まで経験された自費診療に満足していますか?上手な技工士さんが作った補綴物(詰め物、被せ物、ブリッヂ、入れ歯等の総称)は、とても美しく、しかも丈夫です。

でも50万円する金製の入れ歯も、ポケットの中や床の間に置いておいたら、それはただの金の塊にすぎません。たとえお口の中に入っていても、周囲組織と調和せず、正常な機能が営めず、噛めなければ価値がありません。

どんなにきれいな15万円するオールセラミック冠でも、周囲の歯と色が調和しなかったり、ブヨブヨで腫れ上がった歯肉の上に入ったら、決して審美的とは言えないと思います。
丈夫で噛めるように作られたブリッヂや入れ歯でも、グラグラの歯に装着したのでは、噛めません。補綴物が壊れなくても、支えの歯がダメになってしまえば使えなくなってしまいます。

よく、保険診療と自費診療は、材料が違うだけだと思っている方がいらっしゃいます。実は歯科医の中にも、そう思っている人がいるのですが、本当はそうではありません。もちろん材料も違いますが、良い物を作る(入れる)ため、そして長持ちさせるための工夫や手間暇が金額の差に現われているのです。そのため、当院での自費診療はとても時間がかかります。1本の歯の型採りだけで最低30分はかかります。もちろん基本治療である、根管治療や歯周病治療にもかなりの時間を費やしております。


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